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「ドコモを長く使っているから、スマホも光回線もドコモのまま。でも高い気がする」
この「なんとなくドコモ継続」、実は40代世帯で最も多い通信費の放置パターンです。ドコモの通信品質と安心感は手放したくない。でも料金は下げたい。
その両立を狙えるのが、ahamo(スマホ)+ahamo光(光回線)の組み合わせです。この記事では、ドコモ本家からの乗り換えでいくら変わるのか、注意点は何かを検証します。
立場を先に書いておきます。我が家の光回線はahamo光ではありません(ドコモ光からマネーフォワード光に変えて、月990円下がりました)。ですのでahamo光そのものの使用レビューは書けません。
ただしahamo光は実際に検討して、比較したうえで選ばなかったという経緯があります。なぜ選べなかったのか、何が変わって選べるようになったのか、そして最終的になぜ別を選んだのか——その順番は後半に詳しく書きます。「ahamo光が気になるが踏み切れない」という方には、そのまま参考になる話だと思います。
ただしスマホのahamoについては、次女が3年以上使い続けています。契約したときの理由から、実際に使ってみてどうだったかまで、家族の中で見てきたことは書けます。この記事は「ahamoの実感」と「ahamo光の料金の検証」を分けて、書ける部分だけを正直に書きます。
📋 この記事でわかること
- ahamo+ahamo光でドコモ本家からいくら下がるか
- ahamoを3年以上使い続けている家族のリアルな感想
- 「ahamoには光セット割がない」という落とし穴
- 初期費用(事務手数料・工事費)まで含めた本当の総額
- ahamo光の条件と「向かない人」の特徴
- 我が家がahamo光を検討して選ばなかった実際の経緯
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結論:ドコモ品質を守りながら下げるなら、ahamo+ahamo光は有力な最適解です
まず結論の比較表です(戸建て・スマホ1台の場合の目安)。
| 構成 | 月額目安 |
|---|---|
| ドコモ本家プラン+ドコモ光 | 約13,000円前後 |
| ahamo+ahamo光 | 約7,900円(ahamo 2,970円+ahamo光 4,950円) |
月約5,000円、年間約6万円の差になります(プラン・割引状況で変動します)。回線はどちらもドコモ品質のまま。「安かろう悪かろう」ではなく、サポートをオンラインに割り切ることで価格を下げる構造です。
最初に知っておきたい落とし穴:ahamoに「光セット割」はありません
ここを誤解したまま検討する人が多いので、先に書いておきます。
ドコモには「ドコモ光セット割」というスマホ料金の割引がありますが、ahamoはこの割引の対象外です。「光回線をまとめれば、スマホ代がさらに下がるはず」と期待していると、そこは何も起きません。
では何が起きるかというと、割引ではなく、光回線の料金そのものが安く設定されているという形になっています。
| 戸建て | マンション | |
|---|---|---|
| ドコモ光(1ギガ) | 5,720円 | 4,400円 |
| ahamo光(1ギガ) | 4,950円 | 3,630円 |
| 差額 | ▲770円 | ▲770円 |
どちらも月770円安い。つまり「セット割がない代わりに、最初から770円引かれている」と考えると分かりやすいと思います。年間で9,240円の差です。
📌 1分でわかる ahamo+ahamo光の要点
- 下がる幅:ドコモ本家+ドコモ光からの乗り換えで月約5,000円・年約6万円(プランと割引状況で変動)
- 光セット割は「ない」:代わりに回線料金そのものが月770円安い(戸建4,950円/マンション3,630円)
- 通信品質はドコモのまま:ドコモ光と同じフレッツ光回線網を使う
- 契約条件:申し込めるのはahamo回線の契約者だけ。スマホを先にahamoへ変える必要がある
- 初期費用:事務手数料4,950円+工事費22,000円。キャンペーンの有無で回収期間が7か月にも3年にも変わる
▼ 戸建4,950円・マンション3,630円。ドコモ光より月770円安く、dポイント10,000円分の特典も
次女が3年以上ahamoを使って分かったこと
ここは我が家で唯一、実際に見てきたことが書ける部分です。
我が家は5人家族で、4人は日本通信SIM、次女だけがahamoです。契約したのは3年以上前で、今も変えずに使い続けています。
選んだ理由は「速度制限がない安心感」だった
当時、他の家族と同じ格安SIMにする案もありました。それでもahamoにしたのは、データ容量の上限まで使っても速度を絞られないという点でした。学校の課題や動画を外で見ることが多く、「月末に激遅になる」のを避けたかったからです。
結果として、その判断は正解だったと思っています。3年以上、通信について家族から不満が出たことがありません。これは地味ですが、けっこう大きなことです。格安SIMに変えた家族からは、昼休みや夕方の時間帯に「遅い」という声が実際に出ています(日本通信SIMは混雑時間帯に速度が落ちます。我が家はそれを承知のうえで許容しています)。
【追記】2026年8月から40GBに増えました
この記事を書いたあとに動きがありました。2026年8月1日から、ahamoのデータ量が30GB→40GBに増えています。(ドコモ「データ増量おためしキャンペーン」)
| これまで | 2026年8月1日〜 | |
|---|---|---|
| ahamo | 30GB | 40GB |
| ahamo大盛り | 110GB | 120GB |
| (参考)ドコモ mini | 4GB/10GB | 6GB/12GB |
月額料金は2,970円のまま変わりません。 申し込みも不要で、契約していれば自動的に増えます。
ただし2点だけ注意があります。終了日が公表されていないキャンペーンなので、いつか30GBに戻る可能性があります。 それと海外で追加料金なく使えるのは30GBまでで、増量分は国内利用が前提です。
とはいえ、20GBの格安SIMとの差が10GBから20GBに広がったことになります。「20GBだと足りない月がある」という人にとっては、判断が変わる程度の差だと思います。
正直なところ、料金では負けています
一方で、家計の目で見ると話は変わります。
| 月額 | データ | |
|---|---|---|
| 次女(ahamo) | 2,970円 | 30GB→40GB |
| 他の家族(日本通信SIM) | 1,390円 | 20GB |
月1,580円の差。年間で約19,000円です。20GBで足りるなら、日本通信SIMのほうが明らかに安い。
それでも変えていないのは、「通信で困らないこと」に月1,580円払う価値があると本人が判断しているからです。節約は大事ですが、全部を最安にすると生活のどこかが不便になります。どこにお金を残すかを家族で決めておく、という話なのだと思っています。
ahamoが向くのは、こういう人です。
- 毎月20GB以上使う(20GBで足りるなら格安SIMのほうが安い)
- 昼休みや夕方に速度が落ちるのが我慢できない
- 5分以内の電話をよくかける(5分かけ放題が標準で付いています)
ahamo光の基本と「加入条件」
ahamo光は、ahamoユーザー専用の光回線です。ここが最大のポイントで、ahamo契約者でないと申し込めません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額(戸建て・1ギガ) | 4,950円 |
| 月額(マンション・1ギガ) | 3,630円 |
| 月額(10ギガ) | 5,610円(戸建て・マンション共通) |
| 契約条件 | ahamo回線の契約者であること |
| 回線品質 | ドコモ光と同じフレッツ光回線網 |
| 接続方式 | OCN バーチャルコネクト(IPv4 over IPv6)/PPPoE非対応 |
| Wi-Fiルーター | 対応機器が必要。レンタルは月330円(10ギガは月550円) |
| 契約事務手数料 | 4,950円 |
| 工事費(新規) | 22,000円(実質無料キャンペーンあり) |
| 特典 | dポイント10,000円分プレゼント(時期により変動) |
💡 申し込む前に決めておく2つのこと
1. 10ギガは必要か → ほとんどの家庭は1ギガで足ります
1ギガ(1Gbps)は、4K動画1本におよそ25Mbps使うとして40本を同時に流せる計算です。実際の速度は理論値より落ちますが、それでも家族5人が同時に動画とオンライン授業を使う程度なら余ります。10ギガは戸建・マンション共通で5,610円なので、マンションなら月1,980円、戸建でも月660円の上乗せ。さらに10ギガ対応ルーターのレンタルは月550円(1ギガは330円)で、対応機器も高価です。提供エリアも限られているため、迷ったら1ギガで問題ありません。
2. 手持ちのルーターは使えるか → 確認が必要です
ahamo光は「OCN バーチャルコネクト」(IPv4 over IPv6)という接続方式で、PPPoE方式には対応していません。つまり古いルーターをそのまま流用できない可能性があります。対応ルーターを自分で買うか、ドコモから月額330円(10ギガは550円)でレンタルするかを決めておきましょう。なお「ドコモ光電話」(月550円)を契約する場合、無線機能なしの機器は無料、無線機能付きは330円です。
申し込んでから「家のルーターが使えなかった」と気づくのが、この手の乗り換えで一番よくあるつまずきです。
つまり順番としては、①スマホをahamoにする → ②ahamo光を申し込むの2段階になります。
見落としがちなのは「初期費用」です
月額ばかり見ていると忘れがちですが、契約事務手数料4,950円と、新規なら工事費22,000円がかかります。合わせて26,950円。月770円の削減で回収しようとすると、単純計算で35か月=約3年かかる金額です。
ただし、ここには2つの救いがあります。
- 工事費は実質無料キャンペーンの対象になることが多い(月々の割引で相殺される形)
- dポイント10,000円分の還元キャンペーンがある
この2つが効けば初期費用はほぼ相殺され、月770円の削減がそのまま残ります。逆に言えば、キャンペーンがない時期に申し込むと回収に3年かかるということです。申し込む前に、必ずその時点のキャンペーン内容を公式サイトで確認してください。
なお、すでにフレッツ光やドコモ光を使っている場合は「転用・事業者変更」となり、工事不要で工事費もかからないことが多いです。この場合は事務手数料だけで済むので、回収は7か月ほど。同じ乗り換えでも、今の契約が何かで話がまったく違ってきます。
正直に書く:ahamo光が向かない人
向かない人1:店頭サポートが必須の人
ahamo・ahamo光は原則オンラインサポートです。ドコモショップでの無料サポートは対象外(有料サポートはあり)。「困ったら店に行きたい」派の家族がいる場合は、乗り換え前に家族会議が必要です。
向かない人2:家族割・光セット割の恩恵が大きい人
ここが一番の要注意ポイントです。ドコモ本家の「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」で大幅割引を受けている大家族の場合、ahamoに変えるとそれらの割引が消えます。
前述のとおり、ahamoは光セット割の対象外です。家族4人がドコモ光セット割を受けているなら、その4人分の割引がなくなる計算になります。単純に「ahamoは安い」だけで動くと、家族全体では逆に高くなることがあるわけです。
必ず「1人あたり」ではなく「家族全体の合計額」で比較してください。今の請求書に載っている割引額を全部書き出すところから始めるのが確実です。
向かない人3:プロバイダのメールアドレスを使い続けたい人
乗り換えでプロバイダメールが使えなくなる場合があります。銀行や役所の登録メールを先にGmailなどへ変更しておくのが安全です。
⚠️ 光回線の乗り換えでは、旧回線の解約金・工事費残債が発生する場合があります。契約中の回線のマイページで「更新月」と「残債」を確認してから動いてください。
我が家がahamo光を選ばなかった理由(実際にたどった順番)
ここは、この記事でいちばん具体的に書けるところです。我が家は実際にahamo光を検討して、最終的に選びませんでした。 その経緯をそのまま書きます。
出発点:ドコモ光の割引があるから、動けなかった
もともとの我が家はこうでした。
| 家族 | 契約 | 状況 |
|---|---|---|
| 2人 | ドコモ irumo(イルモ) | 割引なしなら1,980円。ドコモ光セット割で880円(3GB) |
| 2人 | ahamo | ー |
| 光回線 | ドコモ光 | irumo 2人分のセット割が効いている |
ここで問題になるのが、ahamoはドコモ光セット割の対象外という点です。
もしahamo光に変えると、irumo 2人分のセット割(1人あたり1,100円引き)が消えます。 ahamo光は月770円安くなりますが、割引が2人分なくなるほうが痛い。つまりドコモ光をやめられない状態でした。
「ahamo光のほうが安いのに、乗り換えると損をする」——記事の前半で「家族全体の合計額で比べてください」と書いたのは、我が家がまさにこれで動けなかったからです。
転機:irumoをやめたら、ドコモ光を続ける理由が消えた
通信費を下げるために、順番にこう動きました。
- irumoの2人を日本通信SIMへ(3GB 880円 → 20GB 1,390円)
- ahamoの1人も日本通信SIMへ
- → ドコモ光セット割の対象者がいなくなった
ここで初めて、ドコモ光を続ける理由がなくなりました。 縛っていたのは光回線そのものではなく、スマホ側の割引だったわけです。
結論:ahamo光とマネーフォワード光を比べて、後者にした
そこでようやくahamo光を検討できる状態になり、実際に比較しました。
| 月額(戸建) | 付いてくるもの | |
|---|---|---|
| ahamo光 | 4,950円 | ー |
| マネーフォワード光 | 4,950円 | 家計簿アプリの有料プランが無料 |
料金は同額でした。 そして我が家は家計管理にマネーフォワードMEを使っていて、有料プランを検討していたところでした。同じ値段なら、有料プラン(月500円程度)が付くほうが得という判断で、マネーフォワード光にしています。
⚠️ ただし正直に書くと、回線品質は少し落ちた実感があります。 夜の混雑時間帯に、以前より遅いと感じることがあります。ドコモ光と同じフレッツ光網でも、事業者によって混み具合は変わるようです。ここは正直、トレードオフでした。
副産物:ギガを増やしながら、料金は下げられた
この一連の動きで、料金を下げただけでなく、使えるギガが増えた家族もいます。
| 家族 | 前 | 後 | 変化 |
|---|---|---|---|
| irumoだった2人 | 3GB/880円 | 20GB/1,390円 | ギガ約6.7倍(料金は510円増) |
| ahamoだった1人 | 30GB/2,970円 | 20GB/1,390円 | ギガは減るが1,580円安い |
「全員を最安にする」のではなく、「その人の使い方に合わせる」という発想に切り替えたら、家族合計では下がりました。 3GBで足りずに毎月ヒヤヒヤしていた人はギガを増やし、30GBを使い切っていなかった人は減らす。足し引きすると、合計は減ります。
なお、スマホをahamoにする予定がない方は、ahamo光は契約できません。その場合は、スマホのキャリアを問わず使える老舗のBIGLOBE(ビッグローブ)光が有力な選択肢になります(我が家は前述のとおりマネーフォワード光を使っており、BIGLOBE光の利用経験はありません)。
乗り換え手順:つまずきやすいのは「順番」
- 現在の光回線の更新月・残債を確認
- スマホをahamoに変更(ドコモからならプラン変更扱いで簡単)
- ahamo光を申し込み(フレッツ光回線網からの転用・事業者変更なら工事不要の場合が多い)
- 開通確認後に旧プロバイダを解約
順番を間違えて先に旧回線を解約すると、ネットが使えない空白期間が生まれます。「新しい回線が開通してから、古い回線を解約」が鉄則です。
💡 通信費以外の固定費も見直したい方へ
通信費は「効果が大きく、手間が少ない」ので最初に手をつける項目ですが、金額のインパクトが一番大きいのは実は保険です。我が家が固定費を年約95万円削った順番と、項目ごとの実額をまとめています。
👉 月10万円の固定費を断捨離した40代のリアル|やめてよかった全リストを読むまとめ:「ドコモの安心」と「格安の料金」は両立できる
- ahamo+ahamo光でドコモ本家構成から年約6万円下がる試算。回線品質はどちらもドコモのまま
- ただしahamoは光セット割の対象外。割引が消える分を含めて家族全体で計算する
- ahamo光は割引ではなく回線料金そのものが月770円安い(戸建4,950円/マンション3,630円)
- 初期費用は事務手数料4,950円+工事費22,000円。キャンペーンの有無で回収期間が7か月にも3年にも変わる
- 転用・事業者変更なら工事不要で工事費がかからないことが多い
- スマホのahamo自体は、次女が3年以上使って速度面の不満が出ていない。ただし20GBで足りる人は格安SIMのほうが安い
- 乗り換えは「新回線開通→旧回線解約」の順番厳守
- 我が家はahamo光を検討したが選ばなかった。 縛っていたのは光回線ではなくスマホ側のセット割だった。それを外したら選択肢が広がった
- ahamoは2026年8月から40GBに増量(月2,970円のまま・申込不要)。ただし終了日未定のキャンペーン
「ドコモを離れるのは不安、でも高い」という人にとって、ahamoは現実的な答えです。ただし光までまとめるかどうかは、家族に何人ahamoユーザーがいるかで決まります。まずは今月の請求書を開いて、割引の内訳を書き出すところから始めてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
▼ 戸建4,950円・マンション3,630円。申し込み前に、その時点の工事費キャンペーンとdポイント特典を確認
賃貸で工事の許可が下りない、引越しが多いといった事情がある場合は、工事不要で使えるホームWi-Fiという選択肢もあります。コンセントに挿すだけで使える代わりに、光回線より速度は不安定になります。
▼ 工事不要・コンセントに挿すだけ。※2026年10月1日から全プラン605円の値上げが予定されています
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