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「高校受験って、全部でいくらかかるの?」
中3の親になると、秋にこの疑問がやってきます。我が家も、中3の子が受験を控えています。受けるのは公立1校と、私立の併願1校の予定です。
先に結論を書きます。受験そのもの(受験料・模試)は数万円です。お金が大きく動くのは、塾代と私立の入学金です。
我が家の数字は、こうなりました。
- 塾代:4月〜9月の6か月で312,230円(支払い済み)
- 会場模試:3回で14,850円(支払い済み)
- 私立の受験料:22,000円(これから)
- 私立の入学金:200,000円(公立に受かれば払わない)
いちばん気をつけたいのは、私立の入学金を払う締め切りです。我が家が受ける私立では、併願なら公立の合格発表の翌日、単願なら1月29日でした。この記事では、支払い済みの実額と、募集要項で確かめた予定額をすべて並べます。
📋 この記事でわかること
- 高校受験にかかるお金の一覧(我が家の実額と予定額)
- 私立の入学金20万円は、いつまでに払うのか(併願と単願で違う)
- 公立に受かったら、私立の入学金は払わなくていいのか
- 高校無償化で、入学金も無料になるのか
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結論:高校受験の費用は、受験料より塾代と私立の入学金が大きい
⏱ 1分でわかる要点まとめ
- 受験料と模試代は数万円。我が家は模試3回で14,850円、私立の受験料が22,000円
- 大きいのは塾代(4〜9月で312,230円)と私立の入学金(20万円)
- 私立の入学金の締め切りは、我が家の受験先では併願なら公立の合格発表の翌日、単願なら1月29日
✔ 募集要項の「入学手続」の欄を、受験料より先に見る
我が家の高校受験のお金を、一覧にしました。
| 項目 | 金額 | いまの状況 |
|---|---|---|
| 塾代(4月〜9月) | 312,230円 | 支払い済み(9月で塾をやめた) |
| 会場模試(5教科・3回) | 14,850円 | 支払い済み |
| 私立の受験料(併願1校) | 22,000円 | 出願のときに払う |
| 公立の受験料 | 2,200円 | 出願のときに払う |
| ここまでの合計 | 351,280円 | ー |
| 私立の入学金 | 200,000円 | 公立に受からなかったときだけ払う |
| 入学金まで払った場合 | 551,280円 | ー |
⚠️ 公立の受験料は、ほとんどの都道府県で2,200円です(2,100円の県もあります)。私立の22,000円とは、桁が1つ違います。 表は2,200円で計算しました。写真代やネット出願の手数料などの細かい費用は、出願が終わってから追記します。
表を見ると分かるとおり、受験料と模試代を足しても、4万円に届きません。 金額の大半は、塾代と入学金です。
高校受験の私立併願、入学金20万円はいつまでに払う?
我が家が受ける私立では、併願と単願で締め切りがまったく違いました。 パンフレットの入学手続の欄で確かめた内容です。
| 受け方 | 入学金の締め切り | 公立に受かったら |
|---|---|---|
| 併願(公立が第一志望) | 公立の合格発表の翌日 | 払わずに辞退できる |
| 単願(その私立が第一志望) | 1月29日 | 合格したら入学が前提 |
併願の締め切りが公立の合格発表の翌日になっているのは、公立の結果を見てから払えるようにするためです。公立に受かれば、私立の入学金20万円は払わずに済みます。
逆に、公立に受からなかった場合は、発表の翌日までに20万円を払う必要があります。 発表当日に20万円を動かせる状態にしておいてください。
締め切りは学校ごとに違う
ここは大事なので、はっきり書いておきます。入学金の締め切りは、学校ごとに違います。 我が家の受験先は「公立の合格発表の翌日」でしたが、同じ扱いとは限りません。
入学金の一部を、公立の発表前に先に納める学校もあります。先に払った分が戻らないこともあります。受ける私立が決まったら、募集要項の「入学手続」と「返還」の項目を最初に読んでください。受験料より、こちらのほうが金額が大きいからです。
読者併願の私立に受かったら、振込用紙が届いた。とりあえず払っておくべき?
fufu先に締め切りを見てください。公立の発表の翌日が締め切りなら、結果を見てからで間に合います
公立の発表の翌日に払えるか、今のうちに確かめる
締め切りが発表の翌日だと、払える時間は1日しかありません。 次の2つは、今のうちに確かめておくと安心です。
- ネットバンキングの1日の振込上限が、20万円以上になっているか
- 学校が指定する支払い方法(振込・窓口など)と、受付の時間
上限の変更は、銀行によって反映まで日数がかかることがあります。発表の前の週までに済ませておいてください。
高校無償化があっても、入学金は自分で払う
2026年度から、高校の授業料の支援は所得制限がなくなりました。私立高校に通う場合は、年45.7万円まで支援されます(文部科学省「高等学校等就学支援金制度」)。
ただし、支援されるのは授業料です。入学金は対象ではありません。 私立に進むことになった場合、入学金の20万円は家計から出ることになります。
💡 都道府県の支援は、国とは別にあります
- 年45.7万円は国の制度の話です。東京都や大阪府のように、都道府県が授業料の支援を上乗せしているところがあります
- 入学金の一部を補助する県もありますが、所得の低い世帯に限られることが多いです。独自の支援を縮小・廃止する県もあります
- 都道府県の支援は、国とは別に申請が必要なことがあります。お住まいの都道府県の「私立高校 授業料 補助」のページで確かめてください
高校受験の塾代は6か月で31万円。夏から一段上がった
我が家の塾代は、4月から9月の6か月で312,230円でした。 塾には3月末に入ったので、支払いは4月からです。
| 月 | 支払額 | 4月との比較 |
|---|---|---|
| 4月 | 36,230円 | − |
| 5月 | 36,230円 | 同じ |
| 6月 | 40,430円 | 1.1倍 |
| 7月(夏期講習) | 73,480円 | 2.0倍 |
| 8月 | 61,180円 | 1.7倍 |
| 9月 | 64,680円 | 1.8倍 |
| 合計 | 312,230円 |
4月・5月は36,230円でした。夏期講習の7月は73,480円で、倍近くです。そのあとも6万円台が続き、元の金額には戻りませんでした。
手元にあるのは毎月の支払額だけで、月謝と講習費の内訳までは分かりません。それでも、受験学年は夏から一段上がることは、表を見れば分かります。
我が家は9月いっぱいで塾をやめました。やめた理由は、塾代ではありません。なので、我が家の塾代はこの6か月分です。
塾代が相場と比べて高いのか、塾以外にどんな選択肢があるのかは、中3の塾代はいくら?夏期講習の月は7万3,480円、半年で31万円【実額公開】 で料金を並べて比べています。
塾代を抑えたいなら、1科目だけ見てもらう方法もある
秋からの塾代を抑えたい場合、苦手な1科目だけをオンラインで見てもらう方法があります。
たとえばオンライン塾のウィズスタディは、1科目あたり月額5,980円(税込)からです。別に月4,400円のシステム利用料がかかるので、1科目なら月約10,380円になります。季節講習費と教材費は0円と公表されています。我が家は使っていません。 公式の料金表を確かめた範囲の情報です。
▼ 集団塾についていけないなら、教科を教えてもらう家庭教師も候補です。完全月謝制で、教材の販売はありません
【家庭教師の合格王】無料の資料請求で料金と講師の条件を確認する※我が家は家庭教師を使っていません。塾と比べる材料の1つとして載せています。オンライン塾との違いは「中3の塾代が月7万円になった話」で比べています。
高校受験の費用:受験料と模試代は数万円で済む
受験そのものにかかるお金は、我が家の場合で4万円足らずです。
私立の受験料は22,000円(全国平均は17,306円)
我が家が受ける私立の受験料は、22,000円でした。文部科学省の調査では、私立高校(全日制)の受験料の全国平均は17,306円です。
| 項目 | 我が家 | 全国平均(私立・全日制) |
|---|---|---|
| 受験料 | 22,000円 | 17,306円 |
| 入学金 | 200,000円 | 165,898円 |
(出典:文部科学省「令和6年度私立高等学校等初年度授業料等の調査結果について」)
私立を2校、3校と受ければ、受験料もその分だけ増えます。併願を何校にするかは、受験料だけでなく入学金の締め切りが重ならないかも合わせて見てください。
会場模試は1回4,950円。3回で14,850円
塾とは別に、会場で受ける模試を3回受けました。5教科で1回4,950円です。
模試代は1回ごとなら大きくありません。ただ、塾の模試と会場模試を両方受けると、回数が積み上がります。我が家は会場模試を3回にしました。
高校受験の費用を、家計のどこから出すか
塾代は毎月の支出、入学金は一度きりの大きな支出です。 準備の仕方を分けて考えると、慌てずに済みます。
我が家は、中3になる前にカーローンを前倒しで完済しました。完済した月3万円分を、そのまま塾代の支払いに回しました。新しくお金を作るのではなく、終わった支払いの枠を付け替えるやり方です。
入学金の20万円は、払うかどうかが公立の結果で決まります。払う可能性がある以上、2月までに別にしておくのが安全です。発表の翌日に慌てて口座を移すより、ずっと楽になります。
子ども3人の教育費を、家計全体でどう回しているかは 子ども3人の教育費、実際いくら払っているか公開します|大学・専門学校・中3が同時進行 に、固定費をどう削って枠を作ったかは 月10万円の固定費を断捨離した40代のリアル|通信費・保険の「やめてよかった」全リスト にまとめています。
受験が終わった参考書は、買取に出して少し戻す方法もある
受験が終わると、使い終わった参考書や問題集が手元に残ります。高校受験の参考書や問題集を買い取る専門店もあります。 たとえば学参プラザは、10冊以上なら全国送料無料で、多少の書き込みは程度に応じて減額したうえで買い取ると案内しています。書き込みが全体にわたる本は対象外です(2026年10月、公式サイトで確認)。
我が家は長男の受験がこれからなので、まだ使っていません。
よくある質問
Q. 併願で受かった私立の入学金は、公立に受かったら払わなくていいですか。
A. 我が家の受験先では、払わずに辞退できる日程でした。併願の締め切りが、公立の合格発表の翌日だったからです。ただし、発表の前に一部を納める学校もあります。募集要項の「入学手続」の欄で確かめてください。
Q. 一度払った入学金は、あとで戻ってきますか。
A. 戻らないことが多いです。辞退しても入学金は返さないと定めている学校が多くあります。払う前に、募集要項の「返還」の項目を確かめてください。払う日を締め切りぎりぎりにするのは、このためでもあります。
Q. 単願と併願で、お金の面で違うのはどこですか。
A. 単願は、入学金を早く払うことになります。単願は、合格したら入学することが前提です。我が家の受験先では、単願の入学金の締め切りは1月29日でした。併願より早く、公立の結果を待たずに払うことになります。
Q. 高校無償化で、入学金も無料になりますか。
A. なりません。2026年度から所得制限はなくなりましたが、支援の対象は授業料です。私立の場合は年45.7万円までで、入学金は自分で払います。
まとめ
高校受験のお金を、我が家の実額と予定額で並べました。
- 受験料と模試代は数万円。 我が家は私立の受験料22,000円、会場模試3回で14,850円
- 大きいのは塾代と入学金。 塾代は4〜9月で312,230円、私立の入学金は20万円
- 入学金の締め切りは、受け方で違う。 我が家の受験先では、併願なら公立の合格発表の翌日、単願なら1月29日
最初にやることは1つだけです。受ける私立の募集要項を開いて、「入学手続」の欄に書かれた締め切りを確かめてください。 受験料より先に、そこを見るのがおすすめです。
受験の結果は、親には決められません。でも、払う日と払う額は、今のうちに決めておけます。 お金の準備が済んでいれば、発表の日は結果だけに向き合えます。
正直に言うと、4月の時点では「この月謝が続くだけ」だと思っていました。夏期講習、受験対策と請求が上乗せされていくたびに、このまま払い続けられるのだろうかと不安になりました。 それでも、お金のことで子どものやる気をそいでしまうことだけはしたくなくて、口に出さずに払い続けてきました。
その長男は、自分から「塾をやめる」と言い、今は勉強漬けだった毎日から離れて、自分のペースで受験勉強に向き合っています。親にできるのは、お金の段取りを先に済ませて、静かに見守ることくらいだと感じています。
同じように中3のお子さんがいて、請求のたびにため息をついている方へ。金額を先に並べておくだけで、不安はかなり小さくなります。 この記事が、入学金の締め切りに慌てる家庭を一つでも減らせたらうれしいです。
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